原因はウィルスなど様々な要因が考えられます。できる限り原因を取り除いて修理しますが、ご相談のうえ再セットアップ(初期化)を行うことがあります。
これで見違えるような高性能パソコンとして蘇ります。もう寿命だとあきらめる前に是非ご一報ください
例① ウィルス関連
最近、動作が急に遅くなって使いづらくなったという方が来店されました。調べてみるとOSはWindows8.1で、ウィルスのような怪しげなメッセージやアイコンが一杯出てきました。特にPCの性能チェックを謳う怪しげなアイコンもありました。
ハードディスクの容量は十分余裕があり、CPUもCorei5を積んでおり、メモリ容量も十分で仕様的には問題ありません。多分遅くなった主原因はこのようなウィルス的なファイルの侵入と思われました。ただこのPCにはウィルスチェックソフトも導入されており、なぜこんなに怪しげなウィルスファイルが入り込んだかわかりません。
また、このようなウィルスチェックソフトは四六時中スキャンを繰り返すため、パソコンの処理能力の足を引っ張る原因にもなりかねません。今まで、このようなウィルスソフトを除去しただけで速度が随分早くなった実績が沢山あります。
今回のケースではこのようなPCの速度が遅くなった原因を一つ一つ特定してつぶすことは難しく、非効率的です。OSがWiondows8.1であることもあり、いっそ、Windows10をクリーンインストールしたらと提案して了承されました。
性能的には問題ないためスムースにWindows10が導入され、速度もみちがえるように早くなりました。もちろんデータのバックアップを取ってデータ退避後、戻したり、メールの設定などを行いました。料金は全部込みで¥22000頂きました。
例② 低性能スペック
Windows10のお客様で、極めて動きが遅いので、何とかして欲しいと依頼を受けました。この場合は特にウィルス的なファイルは見当たらなかったのですが、かなり使い込んだように思われました。
記憶容量は十分ですが、CPUはかなり性能が低く、メモリも2Gバイトしか積んでいませんでした。この場合もいったんデータを待避してハードディスクを真っ新にした状態でWindows10を導入しました。(クリーンインストール)
この結果、ネットサーフィンなどは、かなり早くなりました。しかしながら、お客様が期待した程ではないようでした。多分一番のボトルネックはメモリ容量の少なさであると思われました。電源を入れてから利用できるまでの時間がかなり長い(2分ほど)というのも問題でした。
お客様には、メモリの増設と場合によってはハードディスクからSSDへの交換を提案しました。お客様は、そんなに費用をかけたくないという事で、このまましばらく使ってみる事になりました。
解説 高性能化の定石
上記の例のように電源を入れてから使えるようになるまでの時間短縮にはSSDへの交換が一番効果的です。高速CPUへの交換は不可能ですので、OS(Windows10)のクリーンインストール、メモリ増設、ハードディスクからSSDへの交換がパソコンの高速化の最も有効な手段です。