- インターネットが使えなくなる原因としては、
- パソコン自体のトラブル
- パソコンと室内設置機器(ルーター・モデム)間の問題
- 室内設置機器より局側の問題
に分けられます。
これらの切り分けを行いながら原因を特定して修理を行います。とりあえずパソコンをお持ち頂ければ、原因がパソコンかそれ以外かの切り分けは可能ですす。 パソコンが正常であれば必要により現地出張を行います
例① WiFi子機の故障
先日、なじみの客から、インターネットが時々つながらないという電話が入りました。パソコン側の問題であると出張費用が無駄になるため、PCを持って来店いただきました。
調べてみると、サポートが切れているマイクロソフト社のIE(インターネットエクスプローラ)をお使いであり、時々接続できないというメッセージが出ているようでした。従って、現在の正規ブラウザであるEdgeを導入して、正常動作を確認しました。
ところが2~3日して、どうも時々つながらない事があると電話がありました。再びPCを持ってきて頂き、調べたところ、どうもパソコン内蔵のWiFi子機の不具合が原因ではないかと思われた。そ
こで、LANケーブルをお渡しし、ケーブル接続でしばらく使って頂いた。その結果、インターネット接続は異常なしという連絡があったのでWiFi子機の故障が原因と判断した。このパソコンのOSはWindows8.1であったため、Windows10にアップを提案し了承された。
このアップによりWiFi子機の不具合も解消するかもしれないと考えた。結果、Windows10には正常にアップできたがWiFi子機の不具合は解消されなかった。 したがって、ELECOM製の外付けWiFi子機を装着、導入し、結果としてインターネットの正常動作を確認した。
このように、インターネットが時々つながらないといった中途半端な現象は原因特定に時間がかかる場合があります。料金は全部込み(WiFi子機代金含む)で¥23000頂きました。
例② WiFi暗号キーの設定忘れ
パソコンの不具合を修理してお渡しするとき、WiFi接続の方法をガイドしないことがよくあります。スマホでもWiFi環境では暗号キーを入れているはずであり、問題なくできると思うからです。
うっかりすると忘れる場合もありますが。パソコンを持ち帰られて「自宅でネットをつなげようとしたら接続できない」と電話がかかってくることが良くあります。この場合はWiFiの暗号キーを入れていない場合がほとんどです。
何もしないでもインターネットにつながるものと思っておられる方が特にシニアの方に多いです。この場合は、丁寧に無線ルーターのラベルからSSIDと暗号キーを読み、パソコンに入力する方法をお教えします。どうしても、うまくいかない場合は無線ルーターを店にお持ち頂き、当方で設定する事もよくあります。
例③ 料金不払いによる
工事不要ですぐに自宅でインターネットが使える便利さからFWA(Fixed Wireless Access)による箱形のインターネット接続BOXが多く使われています。SoftBank Airが代表的です。
そのユーザーから、突然インターネットに接続できなくなったと当店にBOX持参で来店されました。調べたところ、パソコン側には全く異常がなく、BOX側のトラブルと判断し、SoftBankに連絡して頂くようにお願いして、お帰り頂きました。後ほど連絡が入り、原因は料金の滞納(払い忘れ)であったとのことでした。
例④ ポケットWiFiの利用情報量制限
ノートPCやタブレットをWiFi経由でインターネット接続する為のポケットWiFiと呼ばれる小型のBOXが特に外出機会の多いビジネスマンに使われています。
このBOXの料金形態は従量制であることが多く、インターネットで流す情報量が一定量まで行くと急にスピードが落ちることが多いです。インターネットの接続はされているのですが、大幅に速度が落ちるため要注意です。